ウキ止め無しでウキが沈む、何故か?

全遊動釣法は基本的にウキ止めなしで仕掛けを沈めて行く釣りです。あれはいつだったでしょうか?、最初にKZ-GTRが世に出たときに、「こんな大きな穴のウキでホンマにウキが沈むんかな?」、こう思った方も少なく無いと思うんですね。(私もその一人です・・・爆)

この仕掛け、魚が当ってくれば、ちゃんと沈みます。原理原則を判っていれば、当たり前のことなんですね・・・

全遊動釣法はフカセ釣りの定番釣法

全層タイプのウキ、KZ-GTR昨今のフカセ釣りはこういった全層タイプ、全遊動タイプ、スルスル釣法タイプと言った物が殆どメインと言ってもいいでしょう。

例えば、がまかつの藤原義雄名人も藤原流のスルスル釣法を発表して久しいですが、1993年に釣りサンデーから創刊された『新戦略グレ・精鋭13人に見るフカセ釣りの理論と実践』の中では、南紀の大グレ狙い用の仕掛け図で、思いっきり普通の遊動仕掛けの仕掛け図を載せています。

その藤原名人もスルスル釣法がメインになっているようですから・・・、時代の変化と共に一般的になってきた全遊動釣法、こう言って良いと思います。

この全遊動仕掛けですが、ウキ釣りがメインで、フカセ釣りに馴染みの少ない人にとっては、なんとも心細い物を感じている人も多いと思います。

その代表的な心理的不安に・・・

「ナンで沈むの?」

こう思っている人も多いと思うんですね。

これ、めちゃ簡単ですね。当たり前の原理原則にウッカリしているから、不思議に思うだけで、同じような光景は、釣りに行けば必ず起こっている現象から気づけます。

ウキ釣りの人・・・、空バリの仕掛けを回収する時に、もちろんリールを巻いて回収にかかりますが、その時、あなたのウキはどういう状態になりますか?
30号のウキとか、よっぽどごつい物を付けていない限り・・・、ほぼ間違いなく沈むと思うんですね。

もちろん、魚が当って沈むわけでは無いですが、空バリ仕掛けの回収時には何が起こっているって言うと・・・

仕掛けがまっすぐになろうとしている力

これが働いているから、ウキが海中に潜るわけですね。

仕掛け回収時には、アングラーサイドが引っ張って、仕掛けがまっすぐになろうとする力が働くわけですが、魚が当った時には、今度は逆向きに引っ張る力が働いて、仕掛けがまっすぐになろうとするわけです。

必然・・・、ウキは沈みます。(^◇^)

前アタリでは、ややウキがシモる感じが表現され、本アタリでは、一気にウキが沈みますが、何のことは無い、仕掛け全体に一直線になろうとする力が働くから、ウキが沈むと言うか・・・、“沈んで行く様に見えるだけ”です。

後は、フィールドで試してみてくださいね♪

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